正社員を雇用するとかかる会社のコスト
社員の給与を1時間あたりコスト換算すると見えてくる!
正社員を1名雇う場合、会社の1時間当たりのコストがいくらかかっているか把握していますか?
意外と把握していないかもしれません。
例えば、年収400万円の正社員を例に会社の1時間あたりコスト(概算)を計算してみます。
給与 400万円
概算社会保険料(会社負担のみ)59.74万円
(給与×(健保9.75%+介護1.82%+厚生18.3%)÷2 )
概算雇用保険料(6/1000 会社負担のみ) 2.4万円
合計 462.14万円
年間休日120日、有給消化5日とすると、240日が出勤日となります。
462.14万円÷240日=1.92万円(1日あたりコスト(概算))
1.92万円÷8時間=2,400円(1時間あたりコスト(概算))
上記と同様に、計算した場合、年収500万円、年収600万円の一時間当たりコスト(概算)は、以下の金額となります。
年収500万円=3,000円
年収600万円=3,610円
上記の金額は、給与に加えて最低限必ずかかるコストのみをのせています。
実際には、上記に加えて、教育訓練、福利厚生、管理・監督・従業員評価などのコストも発生しています。
給与を会社の1時間あたりコストに換算することで、人に対する投資の判断として役に立つのではないでしょうか?
・経験・判断・知識を要しない定型業務と経験・判断・知識を要する非定型業務とのコストを比較してみる。
・異なる従業員やポジションのコストを比較してみる。
・システムを導入した場合のコストと比較してみる。
・外部委託した場合のコストと比較してみる。
(2023.10.2時点の情報に基づいて作成)